お仕事のお話

自分は会社に入社してから約10年間Windows系の基盤の仕事をやってました。

基盤といっても環境を構築したり、アプリケーションのインストーラーを作ったり、ライブラリ管理をしたりと多様なことをやってました。

その後約5年間はサブプロジェクトマネージャーみたいなことをやってました。

入社当初は技術開発みたいなことをやりたかったのだけれど、このような仕事を続けてきました。

ところが、40歳になる頃、突然、技術開発系の部署へ移動することになり、喜び勇んで移動をしました。

そこでは、Linux上で動作するOSSのIaaS基盤であるOpenStackを活用できないかという取り組みを行なっていました。

40歳を過ぎてから初めてLinuxに触れることとなり、最初の1、2年はてんてこ舞い。

歳には勝てず、なかなかLinuxなどの技術が身に付かず非常に苦労をしました。

OpenStackも当時はDiabloという(OpenStackはアルファベット順でバージョンが上がっていきます)なかなか実用には程遠いバージョンだったので、それの環境構築すら難しい(当時はインストーラーさえ無かったので)状況で、多くのコンポーネントを手作業でインストールするようなものでした。

その後、数年経ち、RedHatから実用に耐えられるバージョンがリリースされ、それを採用して、プライベートクラウドをシステムとして使うようになりました。

Linuxに初めて触れてから約10年が経ちました。

その間には、OpenStackの資格OPCEL

opcel.org

を取得したり、パブリッククラウドにも手を出し、AWSソリューションアーキテクトプロフェッショナル

aws.amazon.com

を取得したりしました。

それぞれの試験についてはまた別の記事で書こうと思います。

昨年からは、クラウドとは関係なく、ベアメタル(一般的な物理サーバ)のシステムに携わっています。これもまた、新しいことばかりで50を過ぎて新しいことを始めなければならないのはなかなか辛いですね。

それでも仕事を貰えるだけありがたいと思って、頑張るしかないと、前向きに考えようと思います。